みなさま、エンディングノート作ってますか?

まだ早いんじゃない?
いえいえ、エンディングノートは年齢関係なく、何歳でも作っていいのですよ。
というか、作った方がいいのです。
この記事では、押さえておきたい内容リストもご紹介していますので、最後まで読んでみてくださいね!
エンディングノートは年齢に関係なく作っておく方がいい
それはなぜか。
だって、人間ていつ亡くなるかわからないじゃないですか!
いつから準備する?
私が作り始めたのは43歳のときです。
3.11がきっかけ。
会社で仕事をしていたときの出来事で、あっという間に交通はすべて止まり、歩いて帰ることになりました。
子供たちは6年生と3年生。どこにも連絡がつかなくて、ひとり親なのでとにかく帰らないと、と歩きだしたわけですが、余震もあれば火災もある。
まだまだ揺れる。
もし、今、私が死んだら・・・
ふと頭をよぎる言葉。
「もしも、私がこのまま帰らぬ人となってしまったら」・・・
「子供たちはこの先どうやって生活をしていくのか?」
子供たちのために必死で働いて大学費用を貯めているのに、お金の引き出し方や預金先を知らなければ、使うことができないではないか。
そもそもまだ未成年だし、後見人がいなければ引き出せないのでは?
家を引きはらうことになったら、、、
保険の連絡は、、、
口座引き落としにしている生協の止め方は、、
「手続きを教えておかねば!」
大切なのは私の想いではない





大切なのは手続きですよ!
「手続きを教えておかねば!」
これが発端です。
とにかく生きて帰るのじゃ!
そして生きて帰ったら、すべての手続き方法をまとめよう!
私がいつ死んでも子供たちが困らないようにせねば!
歩くこと5時間。
そんなことを考えながら帰り道を急ぐのでした。
亡くなった後の手続きの大変さを知っていますか?
私は祖母と父が亡くなったあとの諸々を経験しています。何が大変って、手続きですよ。
何がどこにあって、保険やら年金関連やら、遺族年金だったり、相続やら。不動産登記もある。
人が亡くなったあとは、とにかく手続きの嵐。とっとと進めないといけないものばかり。


それを知っているので、エンディングノートは人生の終盤にそなえて作るもの、ではなく、人の親になったら作っておくと安心なものだと思うのです。
エンディングノートって、自分の想いや生い立ち・経歴などを終活の一環として書く、と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、
私はそんなもんいらんのです。
それはエンディングノートではなくて、自分のノートにでも書いておけばよろしいわけで。
残された家族や親族がスムーズに手続きができるようにするのが、エンディングノートだと思うのですよ。
エンディングノートの内容について
エンディングノートって
高齢者が、自身の人生の終末期に迎える死や認知症に備えて、自身の希望を書き留めておくもの。という定義になっていますが、
内容知っていますか?
必ずしもこれ!というものはないのですが、だいたい以下のとおりです。
- 氏名・住所・生年月日・電話番号などの個人情報
- 年金や健康保険、運転免許、マイナンバーなどの番号や居室内でのありか
- 電気・ガス・水道、ネット、SNSなどの契約番号やアカウント、パスワード
- 銀行口座・株式・不動産・保有車・生命保険など
- クレジットカードについて
- 葬式について、事前契約・希望葬儀社や菩提寺、呼ぶ人リストなど
- 遺言書の預け先、公証人など
- 自身が病気や介護が必要になった際に希望すること
- ペットについて
これって、ある意味自分の保険でもありますよね?
だって、忘れちゃったりするじゃないですか?
だから、エンディングノートって、自分自身に 何かあったときに備えて、家族が様々な判断や手続を進める際に必要な情報を 残すためのノートであり、また、生活の備忘録となるものなのです。
遺言書とは、別物です。
そして無事生還して家についた私を待っていたのは、11階までの階段でした・・・・
エレベーター止まってた泣
次回、実践編へ続く!



早く書いてね
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