
実家の片付けしている人いますか?
私は実家の片付けは7回目になりました。
大きな家具や収納ボックスはかなり減ってはきたのですが、
まだまだ整理が終わりません。
終りはまだまだ 見えてこないですね・・・・・
整理とは? = 分けることです!
★ 整理=分けること ★
ようするに
① 要るものと要らないものを分けること。
② 使っているものと使っていいないものを分けること。
まあ、分けられたとしましょう。
当たりまえですが、不要なモノ=捨ててもいいモノ
ではありません。
私もそうです。不要だし使わないけど大切なもの。あります。
それはとっておきましょうよ。
だって大切なものなのですから。
それにしても「スカーフ100枚」 は、どうですかね・・・
母「全部使ってる」
私「え、全部使ってるの?」
母「うん、使ってる」
使っていないというと、私に捨てられてしまうと思っているのでしょう。
いや、勝手に捨てないから。
(最初からずっと勝手には捨てないと言っているのに)
洋服やら靴やらタオルやら・・・
そりゃーもう山のようにあるのですが、本人は全部使ってる!と言い張るのですよ。


先日もタオル類を入れてある棚を整理してほしい、と。
全部出してありました。
母「あゆちゃん(私)がくるから出しといた」
ありがとう、手間が省けたわ。
それにしてもたくさんあるね。
母「全部使ってる」



・・・・・・・
なんだろうなー、捨てたくないのだろうなー
モノがない時代(昭和10年生まれ)を経験しているから?
モノが少ない=貧しい・不安 なのかもしれません。
そもそも母自身は困っていなくて、子供である私たちや親類が
「こんなにモノが多いと危ないし、後々大変だから今のうちに片づけてほしい」
と言い出したわけで、母はモノが多くても困ってはいなかったのですよね。
論点はそこではない
原点に戻ろう。
床にものがたくさんあるとつまずくし、滑るし、
やっぱり危ないんだよなー
クローゼットの前に荷物が積んであるから扉が開かなくて、
中のものを出すのも大変。
大切な書類もバラバラに置いてあるから、
必要な時にどこに何があるかわからない。
(本人もわからない)
この前入院したときにそういうことで困ったから、
今回の片付け話がでたのですよ。
安全第一! なのだけど。
私たちは母に安全で快適なシニアライフを送ってほしいだけなのだけど、
母にとってはよけいなことなのかもなーと、
いろいろ考えされられた1日でした。
でもここで手を放してしまったら元の木阿弥。
そもそも衛生観念が低いので、また汚部屋にもどってしまう!
大切な書類はやっぱりまとめて家族がわかるようにしておかなければ
困ります。



うーむ。あゆみはプロなんだから何とかしなきゃだよ!
いやいや、わかっとるわ。
私は整理収納アドバイザーなので、
そういう方々への対応やアプローチ方法も学んでいるのですが、
なかなかどーして身内だと、上手くできなかったりします。
この仕事はただ整理の技術を提供するテクニックだけの仕事ではないのです。
整理って、人の心と深く結びついていて、
最終目的は依頼主の生活スタイルを理想的な方向へ変えていくことです。
母はどういう暮らしをしていきたのだろうか
きいてみた。
母「そんなこと考えて生活してる人なんていないわよ!」
身も蓋もないことを言うのでした。


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