「実家がモノであふれているけど、どうしたらいいかわからない」
そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

あゆみの実家はすごく大変だったよね~



もう、本当に大変だった・・・
そうなんです。私の実家はモノが多いし汚いんですよね。でもよくよく考えるとモノが多くて片づけ苦手な人でキレイ好きっているのでしょうか?
片づけのきっかけは母の入院でした
入院と言っても病気ではなくて足のリハビリだったので元気いっぱい。家からあれ持ってきてー、これ持ってきてー。
はいはい。で取にいくわけですがモノが多くてなにがどこにあるのやらわからないのですね。しかも床にもモノが置いてあるからせっかく足が治って帰ってきても転んじゃったら元も子もない・・
私はそれもあって実家片づけに挑むことになったのですが、40〜50代になると親世代が高齢になり、実家の片付けが避けられない課題として目の前に現れてきます。
でも、いざ取り組もうとすると――
勝手に捨てないで!
と反発されますが、そもそも勝手には捨てませんよ。でもモノが多すぎてどこから手をつければいいかわからない自分の生活も忙しく、なかなか時間が取れない
こんなふうに行き詰まってしまうことも多いのです。
なぜ親世代は片付けられないのか?


親世代の家が片付かない背景には、いくつかの理由があります。
「もったいない精神」
戦後を生き抜いてきた世代は、「まだ使えるものを捨てるのは悪いこと」と感じやすい。
思い出が詰まっている
子育てや人生の歴史がつまったモノは、簡単に手放せません。
体力・気力の低下
年齢とともに片付ける体力がなくなり、「後でやろう」が積み重なってしまう。



わかるけど・・・これじゃ何も変わらない気がする
そうなんです。こうした背景を知ると、単純に「片付けて!」と迫るだけではうまくいかないことが分かります。
実家片付けで大切なのは「対話」
片付けの前に大切なのは、モノを減らすことではなく 親とのコミュニケーション です。
「なんでこれを残してるの?」ではなく
👉「これ、どんな思い出があるの?」と聞いてみる。
「捨てなきゃダメ」ではなく
👉「一緒に整理しようか?」と寄り添う。
親が「尊重されている」と感じることで、片付けへの抵抗感が和らいでいきます。
少しずつ始められる片付けのコツ
そしてまだあります。大事なこと。いきなり部屋中片づけることなんてできないですからね。
まずは小さな場所から


これですね、割と、というか、とても大切なのです。
消費期限が分かりやすい「食品庫」や「冷蔵庫」、「薬箱」などがおすすめです。
あとは引き出し3つだけ、とか、とくかく小さいとこをを少しづつです。いきなり押し入れやクローゼットに手をかけてはいけません。大物に手を出すと、いったん出した時点でモノの多さに圧倒され、疲れもどっとでてしまうのです。
家の入口である玄関も見た感じがすぐにわかるのでいいですが、玄関周り、にとどめて靴はあとにする。
「写真」や「思い出の品」は最後です。達成感が得られるところから始めると、親世代のやる気にもつながります。
片づけは親孝行のひとつ
実家の片付けは、ただ家をきれいにするだけでなく、親のこれからの暮らしを安全で快適にするためのサポート でもあります。
通路に物が多いと転倒の危険が増えますし、災害時には命に関わることも。
片付けは「親を大切に思う気持ちのカタチ」なのです。
まとめ
実家の片付けは感情も思い出も絡むからこそ、難しいテーマです。
でも、少しずつでも始めることで、親との関係が深まり、自分自身の心も軽くなっていきます。
「実家が片付かない…」と悩んでいるなら、まずは親との会話から始めてみませんか?
きっと未来の自分も楽になりますよ。
今回のポイント
■ 親と話しをする(親にもそれなりの人生があるのでゆっくりと耳をかたむけてみよう)
■ 小さな場所から始める(考えなくても整理ができる場所からやる)
■ 親孝行のひとつであると意識しよう(安全に暮らしてほしいですよね)











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